02】妊娠初期: ₀₇₎分娩予定日修正(分娩予定日決定)

出産予定日修正(真の出産予定日決定)が必要な場合には:

 

出産予定日の決め方
(通常)最終月経の開始日から数えて、40週目が分娩予定日」です。

(例外的)胎児の大きさから、出産予定日を修正する(決める)ことがあります。

 

最終月経が不明な方は、出産予定日が計算できないので、胎児の大きさから、現在妊娠何週か、出産予定日はいつかを決めます。

月経不順の方は、排卵日が遅れることが多いです。排卵が遅れると真の出産予定日(本当の出産予定日)は排卵が遅れた分だけ、計算上の予定日より遅れます。胎児の大きさから出産予定日を修正することがあります。

又月経が正常な方でも、たまたま排卵日が遅れることもあります。

超音波で診察した時、胎児の大きさが、通常の計算上の週数より大き過ぎたり、小さ過ぎる時は、胎児の大きさから、出産予定日を修正することがあります。

 

 

出産予定日修正(真の出産予定日を決める)に適した時期。
出産予定日修正が必要な場合には、妊娠8週~11週の大きさの時に、つまり

胎児の頭臀長(頭からお尻までの長さ=座高)が14~41㎜の大きさの時に修正します。

この頃に、出産予定日修正を行うと、誤差が少なく(誤差数日で)、真(本当の)の出産予定日を決められます。
 


ガイドライン産科編’14